「今日の放課後屋上で待ってる」 裕樹は 確かに そう言った。 「今日バイト遅くからだからいいけど・・・」 あたしは ボソッと 言った。 「絶対来いよ」 裕樹の 無邪気な笑顔・・・ でも 真剣な顔にも 見えた。 「そんなに大切なのかな?」