ILLICIT LOVE〜恋するタイミング〜


「またまたー。照れなくてもいいだろ…。なあ、みんな…?」




ガンさんが周りに同意を求めると、


ウシオはジャージのポケットから携帯電話を取り出し、それを右手でいじりながら言った。




「ホントだって…!第一、マユコには俺の他に好きなヤツがいるし、俺にもこういう彼女がいるんだから…!」




え…?




“彼女”…?






ウシオ…、




今、




「彼女がいる」って言った…?