ILLICIT LOVE〜恋するタイミング〜


「やめてよぉ…」




私が何を言っても、ウシオは無言で私の体を攻めまくる。




「ダメだって…!こんなことしちゃ…。私達、別に付き合ってるわけじゃないんだよ…?普通、友達とはこーゆうことしないんじゃない…?違う…?」




私がそう言ったとき、ウシオは顔を上げて言った。




「俺…、マユコのこと友達だって思ったことは一度もないよ」




「え…?」




ウシオの目は真剣だった。




「マユコはいつも、俺の中じゃ一番の存在だったから」




「ウシオ…」




彼の言葉に声を失いかけていると、


ウシオは私の唇にキスして続けた。




「ホントに好きなんだ、マユコのこと」




「……」




彼の言葉と行為に、私は本当に言葉を失った。