ILLICIT LOVE〜恋するタイミング〜


「わかった」




私は毅然と言い放った。




「私、サキさんから2次会の幹事やってくれないかって頼まれてたんだ」


〈え…?〉


「…やってあげるよ」


〈え…?何…?〉


「やってあげる…。2次会の幹事でも3次会の幹事でも」


〈ちょっ、マユコ…〉




ウシオは何か言いたそうにしてたけど、


私は一方的に電話を切った。




…惨めすぎて涙が出そうになった。






ウシオとサキさんが結婚するなら、


やっぱり2次会幹事は私がやればいいんでしょ…?




だって私はウシオの友達なんだしね…。




私はこぼれてくる涙を指で拭った。