「ウシオ、マユコさんに2次会の幹事を頼むって言ってたんですけど、それっきりマユコさんの返事がどうだったのか教えてくれなくて…。あの話はどうなったのかなって心配してたんです」
「あ…、そうですか…」
ウシオとサキさんの間でどういう会話が交わされていたのかわからないけど、
そんなことを言われたら、こっちだって心配になってくる。
ウシオはサキさんと別れると言っていたのに、やっぱり結婚するのだろうか…?
胸をドキドキさせていると、サキさんが自分のバッグの中を漁り始めた。
「もしマユコさんに本当に幹事をやっていただけるようなら、ここに書かれてある招待客に2次会の案内状を送ってほしいなって思って、招待客リストを作ってきたんですけど…、こんなのまだウシオからもらってないですよね…?」
そう言うとサキさんは、テーブルの上に人の名前と住所が書かれた名簿のような紙を置いた。
「……」
なんて言ったらいいかわからなかった。
やっぱりふたりはまだ切れていなかったんだ…。

