「たぶん私、トモシとはこれでもう終わりだよ…」
鼻をグズグズさせながらそう言うと、
「マユコ…」
ウシオもせつなそうな顔をした。
「私って、ホント好きな人の隣に行けない女なのかな…」
「そんなことないだろ?」
「そんなことあるんだって…!」
私はウシオのフォローも無視して、心にわき上がる醜い感情を全部彼にぶちまけていた。
「別にエッチしてなんて言わないのに…。ただぎゅっと抱きしめてもらいたいだけなのに…、なんでそれすら叶えてもらえないかなあ…」
それはトモシに対する愚痴でもあったけど、
言ってみればウシオに対する嘆きでもあった。

