昼間の月

「嘘!すんげー嬉しい!!」


健司が太陽になる。

子供みたいに笑う顔。
あたしの、大好きな顔。

それから、健司はちょっと赤い顔をして声をひそめて、あたしに「ね、もっかいキスしてもいい?」なんて聞くから、あたしも真っ赤になって小声でいいよ、って答えて。



二人で小さく笑ってもう一度キスをした。

青一色の空に白い月が浮かぶ。

昼間の月が。



*END*