昼間の月

あたしが膝に顔うずめたんで、健司が横からあたしの顔を覗き込んだ。

「ごめん。嫌だった?」

不安そうに言う顔。

あたしは慌ててううん、って首振って、「いきなりだったから、びっくりした」って答えた。