ラグストールはファイアルの貴族である。
名目では、実力、財産ともにファイアル随一と言われているが……
その恰幅のよい腹で満足な戦闘をこなせるかは、わからない。
(我が『ガーディアン』のほうが勝りそうだな)
と思いはすれ、ファイアル貴族ならば金にものを言わせて覚醒させた、虎の子、世界最高と代名詞をつけられる破壊力、炎魔法がある。
魔法があるなら、腹が出ていようが出ていまいが、ファイアル人の戦闘力は跳ね上がるのだ。
が、さすがに、葉巻に火をつけるために側近が魔法を使ったのには、唖然とした。
なんという、ブルジョワジー……。
ジンの吸っているタバコとは違うが、それはアイスラ産の、この世界のタバコ。
一度比較してみたのだが、ジンのタバコは白く均等の包装がなされていた。
今ラグストールが吸っているのは、もちろん高級品だろうが、葉を丸めて筒状にしただけに見える。
ジンの世界では、恐らくドーラのような器用人間がアイスラの薬学知識をも持っているのかもしれない。
もっともそれは、喫煙者ではないセリーヌには、まったく関係のないことだ。
名目では、実力、財産ともにファイアル随一と言われているが……
その恰幅のよい腹で満足な戦闘をこなせるかは、わからない。
(我が『ガーディアン』のほうが勝りそうだな)
と思いはすれ、ファイアル貴族ならば金にものを言わせて覚醒させた、虎の子、世界最高と代名詞をつけられる破壊力、炎魔法がある。
魔法があるなら、腹が出ていようが出ていまいが、ファイアル人の戦闘力は跳ね上がるのだ。
が、さすがに、葉巻に火をつけるために側近が魔法を使ったのには、唖然とした。
なんという、ブルジョワジー……。
ジンの吸っているタバコとは違うが、それはアイスラ産の、この世界のタバコ。
一度比較してみたのだが、ジンのタバコは白く均等の包装がなされていた。
今ラグストールが吸っているのは、もちろん高級品だろうが、葉を丸めて筒状にしただけに見える。
ジンの世界では、恐らくドーラのような器用人間がアイスラの薬学知識をも持っているのかもしれない。
もっともそれは、喫煙者ではないセリーヌには、まったく関係のないことだ。

