「では各クラス、代表者2名出てきてください」 「つつじ、行きなよ!!」 「え?」 「おら、レンも!!」 「は?」 「うちらのクラスが優勝できたのは、2人のおかげだって!何回言えばわかるのよ!」 「はい、よろしくー」 「「わっ」」 クラスのみんなに背中を押され、私たちは前に出た。 「おめでとう」 「ありがとうございます!」 先輩は優しく笑いながら、賞状をくれた。 私は改めて優勝できたことに喜びをかんじたのだった。