「てめぇ…その面2度と見せんな」
「は?」
「いくぞ、つつじ」
「え、ちょッ」

私は力強い手に引かれ喫茶を出た。

「つつじ!?」
「どこ行くのー!?」
後ろで呼んでる声がした。
でも私は止まれない。



「ねぇ?」
「………」
「レン?」
「………」
「ねぇってば」
「……………」
「ちょっと…ひゃッ!?」

急に空いてる教室に引き込まれた。