「ねぇつつじッ」
「ちょっと詳しく話してよー」

あれから毎日毎日質問の嵐だよー(>_<)

私と先輩はただのお隣さんなのにー!!


「はあ…やっとまいた」
私は質問してくる人たちを上手くまいて、休憩喫茶にやってきた。
休憩喫茶とは校内にある喫茶で、お菓子からごはん、洋風から和風まで色んなジャンルのものがあるから生徒に人気なのだ。
私もここが大好きで、ランチはもちろん、お菓子が食べたい時もいつもここに来る。

「大変ね、つつじ」
「もう、何で美琴はそんな人事みたいな顔ができんのよー」
「だって人事だし」
「………」

ひどっ(-_-#)

「おいっ!つつじッ」
「あ、レン。レンもごはん食べるー?」
「やっぱここにいたか。じゃあオレも腹減ったし…これちょーだいッ」

そう言うとレンは私が食べていた、チーズバーガーをかじった。

「ちょっとー、それ食べかけだったんだけどー」
「まっ、いーじゃん」

レンはいたずらっ子のようにペロッと舌を出した。

ドキッ

う…何?今の…

と、レンの顔が真っ赤になった。
「て、ことはもしかして間接…」