「みなさまこんばんは。 私は先ほどお話をさせていただきました、一色双葉の母親、一色蕾でございます」 えぇ!? 双葉さんのお母さん!? そういえば… ちょっと似てる…。 「私は今日は関係者の親族としてここにきたので審査員になる予定はなかったのですが… こちらのお嬢さんの心温まる行動を見て… どうしても推薦したくなったのです」 心温まる行動!? 私がッ!? 「つつじ何したの?」 レンがコソッと聞いてきた。 「私だって、わかんないよー;」 もしかして… 人違いだったらどうしよう!?