「龍さんがリードしてくれたから」
「でも、あのおっさんも絶賛だし、自信持っていいんじゃねぇの?」
「そっかな。ありがと」

ダンスのことを話している美琴はとてもキラキラしていた。

美琴…すごいなぁ(^U^)


「よし、オレたちも踊るぞ?」
「うん」
「「せーのッ」」


美琴も先輩の方に行ってしまったので、私たちも踊ることにした。


曲に合わせて踊り始める



決して上手に踊れたわけじゃないけど、好きな人と踊ったダンスは、時間が止まったような気がした。

途中、足をふんでしまったり、他の人にぶつかってしまったりもしたけど、そんなことがあっても2人で笑いながら踊ることができた。


とても幸せすぎた私は、そんな私たちを関西弁の男と、おばあさんが優しい目で見ていることにはまったく気づかなかった。