バキッ!!!

鈍い音が辺りに響いた。


「つつじを泣かすやつは誰だろーと許さねえ!!」

静まり返る大ホール…


「ッてぇ…」
「おい!立てよ!こんだけじゃ済まさねぇぞ!」
「ま、待て待て!
わかった!
僕が悪かったから!」
「あ?」
「それより、早よつつじンとこ行ったりーや!
な!?」


………

確かに、遊ばれたッて知ってショック受けちまったつつじの方が…
ほっとけねぇな。


「トイレッつッたな?」
「行ってらっしゃーい」


苦笑いしてるこいつは置いといて、早くつつじを見つけよう。