"オレ…つつじのこと、好きなんだぜ?"…


レンの一言が頭の中で何度もこだまする。

あの時のレンは…
とても真剣な顔してたなぁ…

いつもの悪戯じみた顔とはまた違う魅力があった

レンの澄んだブルーの瞳が、まっすぐに私を見つめていて…


私は…その瞳から目が離せなくなった…。



ッて!!
私さっきからレンのことばっか考えてないーー!?

どッ…どーしよー!?


頭を抱えてパニクっていた私は、自分がクラスのみんな、そして先生にガン見されてるなんてまったく気づかなかった…