小悪魔な私

『…もう大丈夫だよな』

健太のその声をきっかけにゆっくりと布団を捲る。

私はドキドキが止まらず泣きそうな目で勇気を見上げた。

勇気は少しだけびっくりした顔をした後、いつもの無表情に戻って立ち上がる。



ドキドキドキドキ



まだ止まらないよぉ~~


勇気は相変わらず無表情のまま、淡々と健太と話している。


どうせ私だけだよね…
こんなにドキドキしてるの。


私はこっそり部屋に帰って行った。


部屋に帰ると乙葉や他の子達が寝息をたてていた。


私は布団に入るとさっきの事を思い出してしまい又ドキドキしてしまった。



勇気の顔が浮かんできて離れない。。。



今日は寝れないかもな……