小悪魔な私

トイレから出てきた私に


「どうした?顔色悪いぞ」



と聞く勇気……




なんで勇気は普通で居られるの?




私は消えてしまいそうな声で




「城戸さんって…勇気とどんな関係だったの?」



ちゃんと説明して欲しかった。


そして違うんだ、何にも無いんだって話して欲しかった。




「えっ…いや、同じ中学校の友達だよ」





………勇気のバカ



なんで嘘つくの?



はっきりと元カノって言ってくれたら、やましい事ないんだって思えるのに……




何で隠すのよ!!




「…うそ……」

「雫?!」



私は目に涙をためながら



「勇気の嘘つき!!!城戸さんは元カノなんでしょ」



そう言うと勇気に向かって鞄を投げつけた。

寸前で勇気がキャッチする。


周りの人は私達を引き気味に見ながら、コソコソ話している。



勇気は私の目を見つめたまま、無言で立ち尽くしている。


どうやら、まだ状況が飲み込めないらしい。



「………」


黙ってないで反論してよ!



違うって言って抱きしめてよ。。。



私は惨めに立ち尽くして泣いていた。