小悪魔な私

『もしもし、ごめんね』

健太はいつもの調子で電話を取った。

『珍しいな、どうした?』

『―――城戸潤子さん知ってる?』


しばらく無言になった後、健太が口をひらく


『知ってるよ。』


……なんか有るんだ

私の第六感がシグナルを送る。


『勇気と…どんな関係なの?』


少し声がうわずっていたかもしれない。



少し間があった後、



『聞きたいの?』




―――ドキン



なに?


やっぱり2人は何か有ったの?


健太が重々しく口を開く。






『……元カノだよ』







……やっぱり



私は震える声で



『ありがとう』



と言って電話を切った。