小悪魔な私

「沢山有るよ!!」

「マジ?何か無さそう…」

「ヒドいよぉ~~」


バシバシと叩かれる私。


いきなり雫は叩くのを止めて、

「紗耶香何か悩んでるでしょ。進路とか……」

なんて顔を覗きこんでくる。


私は心の中を見すかされてる気がしてビクッとした。



なに?超能力者?!



「ビンゴだ!!」

あまりにも無邪気に喜ぶからうらやましくなるよ。


私は無言で頷く。


「良いんじゃないの?各自のペースで決めればさっ」

そう言って持っていたパックのコーヒー牛乳にストローを刺した。



えっ…雫は不安にならないの?!



私は平然を装って聞いてみた。


「雫は不安じゃないの?」