小悪魔な私

私と勇気は顔を見合わせた。


「ちょっと!!変な事したらぶっ飛ばすからね!!」


あ~なんて可愛くないんだよ~~


「バカ!しねーよ」


しれっとかわした勇気は布団に入る。


もうみんな寝る準備をしている中、私だけ布団の前に立っていた。



どういう顔して好きな人の横で寝たら良いのよ!!



私は覚悟を決めて布団に入り端っこを陣取った。


恥ずかしくて外側を向いて眠る私。

みんな疲れていたのかだんだん寝息がきこえる。


すると勇気は布団を抱いたまま寝返りをうつ。


布団を全部持って行かれた私は呆気にとられる。


ちょっと!!寒いんですけど……


私は仕方なく勇気に近づいてこっそり布団を引っ張ろうとする。


微動だにしない布団……


勇気は顔だけ振り返って

「俺の布団」

って言ったんだ。