小悪魔な私

「熱は無い様だな…」


ひ……ひどい!!!


私は顔を真っ赤にしたまま勇気をバシバシ叩いた。


「勇気のバカぁ~~~~~」


手で避けながら謝る勇気。

「ごめんって~~」


「もう良いもん!!」

頬をプックリ膨らませて見上げる私に勇気は


「そんな可愛い顔しないの」


って言いながら肩を引き寄せる。


ひゃぁ~~なんで?!顔から火が出るから!!!



車が私の横を通り過ぎる。

勇気……車が来たから?それとも……



「居ないよ…彼女は。俺、好きな奴じゃなきゃ付き合わないから」