プレゼントみたいなキミ


 

キヨちゃんはイノリくんの手をキュッと握ると

ボソッと呟きました。





「キヨね、世界でいちばんイノリが好き」


「うん、僕もだよ」





キヨちゃんはニッコリと笑うと、すやすやと眠りはじめました。







さて、イノリくんの長い1日がやっと終わりましたね。



イノリくんもおうちに帰りましょうか。




…あらあら。

イノリくんも眠ってしまったようですね。




2人とも、とても幸せそうなお顔をしています。






また明日もキヨちゃんをよろしくね

イノリくん。





おやすみなさい。










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