プレゼントみたいなキミ


 

うえーん

うえーん




「大丈夫。キヨを食べようとするおばけを、僕が食べてあげるからね」




イノリくんはキヨちゃんと一緒にお布団に入ると
ポンポンと優しくお腹を叩いてあげました。





「キヨがねんねするまで、僕がいてあげるから大丈夫だよ」



涙で滲むキヨちゃんの瞳には

優しいイノリくんが映ります。





イノリくんがいることに安心したキヨちゃんは

段々眠たくなってきました。










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