プレゼントみたいなキミ


 

キヨちゃんの優しさと

キヨちゃんのキスがくすぐったいイノリくん。





「もう痛くない?」


「うん、もう大丈夫だよ。僕は男の子だもん。キヨを守るために僕はいるんだからね」




イノリくんは

ポロポロと涙を流すキヨちゃんのおでこに

優しくキスをしてあげました。






「そうだ、ケーキ、また作ってあげるね」



キヨちゃんは再び砂場に戻ると

お砂を固め始めました。




ケーキには見えない砂のかたまりに

キヨちゃんはお花を飾ります。





暫くして可愛いケーキが出来上がりました。










.