━━翌日 あの後、微妙な空気のままで俺は日向を家まで送った。 勿論、会話は無し… 寒い空気と寒い雰囲気で、ダブルパンチだった。 そして、今日も俺は日向を目で追ってしまう。 俺と日向の机の距離は、そう遠くなくて、話し声は結構聞こえる距離に居る。 勿論のごとく、希望でこの席になった訳じゃない。 くじ引きで、たまたま当たった場所がここだった訳。 .