学園長室を出たところで、璃寛は待っていた。
カーキーが気楽に呼びかけた。
「オッス、待たせたな」
「カーク、さっきの話しとかなくていいんか?」
麟紅が問うと、カーキーは指を横に振って必要の無い、と言う合図をした。
直後に璃寛は頷き、
「なるほど……」
と言った後さっさとエレベーターの方へ向かって行った。
「言ってなかったけど」
おもむろにカーキーが口を開いた。
「アイツは読心術師だ」
「は? 読心術?」
ふと、この間の戦いで煽烙が言っていたことを思い出した。
「そういえば煽烙が言ってたな。璃寛の読心術がどうたらこうたら」
「読心術ならかなり高等の魔法だけど、あの人は何の魔法使いなの?」
藍奈が顔を出し、カーキーに尋ねた。カーキーはそれを鼻で笑い、偉そうに胸を張った。
「アイツは魔法使いじゃねぇよ。超能力者だ」
カーキーが気楽に呼びかけた。
「オッス、待たせたな」
「カーク、さっきの話しとかなくていいんか?」
麟紅が問うと、カーキーは指を横に振って必要の無い、と言う合図をした。
直後に璃寛は頷き、
「なるほど……」
と言った後さっさとエレベーターの方へ向かって行った。
「言ってなかったけど」
おもむろにカーキーが口を開いた。
「アイツは読心術師だ」
「は? 読心術?」
ふと、この間の戦いで煽烙が言っていたことを思い出した。
「そういえば煽烙が言ってたな。璃寛の読心術がどうたらこうたら」
「読心術ならかなり高等の魔法だけど、あの人は何の魔法使いなの?」
藍奈が顔を出し、カーキーに尋ねた。カーキーはそれを鼻で笑い、偉そうに胸を張った。
「アイツは魔法使いじゃねぇよ。超能力者だ」