高木竜… もてそうな顔。 あ、女のコたちがさっきから見てるのって高木君のことかな? 千昭君と高木君はどこにいても、誰よりも目立つ。 それくらい整った容姿。 やっぱり、カッコイイ人にはカッコイイ友達が付くって言うのは本当なんだ。 「じゃぁ、センセイ、またね」 そう言ってグランドに向かって走っていく高木くんはサッカーをするみたいでとても楽しそうだった。 「元気だなぁ」 今日もいい天気。 テンション下げてたらダメだよね。 頑張って乗り切ろう。 …アタシ自信も前に進まなきゃ。