黒いバンの右後部座席のスライドドアが開いていた。 「早くしろっ、リッカを捨てる気だっ!!」 「何っ!!」 「リッカを捨てて、その隙に逃げる気だ!!」 レンがバイクを少し減速し後ろから黒いバンの右へとまわり、そのドアへ車体を並べた。