叔父と叔母が帰ってから、外はあっと言うまに吹雪で真っ白になった。 母は無事に家に着くかしら? と、心配しながら夕飯の仕度にかかった。 私は暖かい茶の間で母がつけてくれた、テレビの子供番組を見ていた。 段々、風で窓を叩く音が激しくなってきた。 誰かの視線を感じた。 背筋が凍る… 前に感じたこの感じ。 怖い! 窓をチラッと見て私は気のせいと… テレビに視線を戻す。 大丈夫! もう、あの視線は感じない!!!