そしてたどり着いたのは公園。
なぜだかわからないけどあいつがいるような気がから。
『ウゥッ…』
ふとどこからか泣き声が…
俺はその泣き声がする方に向かった。
一歩一歩ゆっくりと…
「神崎?」
『先生…』
やっぱり神崎か。
まさかこんなところにいるとはな。
俺はまた一歩神崎に近づこうとしたが
『こないで!』
その言葉で俺の足は止まった。
「神崎聞いてくれ…」
「嫌だ!何で追いかけてくるんですか?私なんてほっといてください!」
「おい!」
あいつはまた走っていってしまった。
でも、俺は追いかけなかった。
嫌…追いかけられなかった。
俺があいつを追いかけることは
あいつ自信を傷つけることだから。
だから俺はあいつの背中を見つめることしかできなかった。
それから気づくと俺は自分の家にいてすぐに眠りについた…
なぁ…
何で俺たちは
生徒と教師なんだろう?
こんなにお前を
愛してるのに…
お願いだから
そばにいてくれ…

