段々と暗くなる外。気付いたら19時を過ぎてる。

そろそろ帰らねば…


「コウタくん…
私、あの……
そろそろ…」


「本当だ!!
気付かなくって、ごめん。
送って行くよ。」


「やっ!
大丈夫だよっっ
ありがとうね」


「でも気になるから。
せめて近くまででも送らせて??」


えっ…?



「じゃっじゃあ…
お願いします…」




さっきまで弾んでた会話も、今では役立たず…

ゆっくりと足並みを揃えて歩く。

緊張で頭がスパークしちゃうよ…!!




もんもんと
もくもくと、
歩き続けると

いつの間にか家の前

「あっ!
ごっごめん…
家着いちゃった…」


「大丈夫だよ。
その方が俺的にも安心だしさ♪
じゃ、またな!!」





「じゃ、また…」

また…!?

またがあるの…!?












その日私は
お礼のメールをして
ニヤニヤしながら
布団を体に巻き付けるのであった。