二股男─甘い誘惑切ない葛藤─

サラサラの髪の毛が頬に触れて
すげぇ気持ちいい……


どうしよう?


俺──…



戸惑っていると
愛が口を開いた。



「ピザなんかいらないから
しい君が欲しい……」



「えっ?」



ギュっと俺を抱きしめる愛が
たまらなく可愛い。



「愛……そんな事言うと
俺──もう止まらないよ?」