彰子は私にそれだけ言うと 渡辺くんと2人で帰って行った。 彰子も本当は渡辺くんと 離れるのがすごく辛いみたいで 今日は2人で帰らして とお願いしてきた。 そんな彰子を見てて、微笑ましかった。 それから数分後ー 「三倉ー。悪い。待たせすぎた。」 「大丈夫です♪」 私はどう話していいかわからず 敬語になってしまった。 「じゃあ行こうか。」 私たちは距離をあけて歩いた。 そして地歴講義室に着き 中に入った。