俺は死ぬ思いで レッスンを受け続けた。 兎の前では 余裕そうにして 影ではメッチャ努力した。 -------春…定期演奏会。 俺はいままでの 努力をぶつけて歌った。 あの時の有名な人が来ているから。 「「「「ブラボ------ッ!!」」」 歓声が上がって 観客全員が立ち上がっていた。 あの時と同じように。