ラブ☆ゲーム




…だけど、




「あれ…?痛くないし、あたし立ってる?」



「おい、ブス」




後ろから、見知らぬ男の声が聞こえてきた。


というか…ブスっ…!?

聞き捨てならない!!


あたしは勢いよく振り返った。




「はやく退けよ。重いんだよ」




そこには、いまどきな感じの男の子が立っていた。

あたしと同い年くらいかなあ?


よくわからないけど、この人があたしを助けてくれた様子。




「す、すいませんでした!」




あたしは暴言を吐かれたことなど忘れて、素直に謝った。




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