今までの人とは、何かが違う。 アイツの顔や、 アイツの声や、 アイツの仕草、行動、 すべてがあたしの胸を支配する。 こうしてる間にも、あたしの心臓は加速していくばかり。 「もう大丈夫か?」 そんな事を考えている間にも、暴言男はあたしから離れた。 「…あっ…や、やだっ…!」 …ヤバイっ! あたしきっと顔真っ赤だよ! こんな姿、見られたくないっ…! .