「確かにかわいいな。ヤっちまおうぜ」 …はっ!? 「それいいな。乱れた姿もかわいいだろうな」 あたしの脳が状況を理解しない間にも、3人組の会話は進んでいく。 …あたしは、コイツらに? 「おい、行くぞ!」 「たっぷりかわいがってあげるからな」 …やだ、触らないで。 「――――――嫌っ――!」 叫びながら、あたしの頭に浮かんだのは… 「おい、離せよ!」 …大嫌いなはずの、アイツだった。 .