「何してんのよ…!」 あたしは体育館の近くにある倉庫に連れて来られた。 コイツ、何者…!? 「俺は、この黒沢学院の生徒だから」 あたしの疑問を読み取ったかのように、暴言男は説明する。 クールに話す姿に…ものすごく腹が立つ。 「どうしてこんな所に連れてきたのよ!」 あたしが睨み付けて言うと、暴言男は迷惑そうに言った。 「お前な…あの場の雰囲気読めよ」 なっ…! そういうアンタだって雰囲気読んでなかったでしょ!? .