「よし…!」



翌朝…。



アタシは制服ではなく、朝から特攻服を手にとり着替え始めた。



着替え終わるとアタシはケータイと財布だけを持って、バイクに跨がった。



裕兄の持っているバイクの一つだけど、この際仕方がない。



アタシはエンジンをかけようと キーを差し込んだ。



その時…。



「おい…。」


「あ?」



後ろからかけられた声にアタシは振り返った。