瑠美は一方的に喋って電話を切ってしまった。
アタシに残ったのは虚しい機械の音だけ…。
瑠美の奴…
何考えてんねん…。
紀夾の人間はどこまでも卑怯な奴だって聞いた事がある。
対して瑠美は、レディースのくせに、元の性格が優しいから人を本気で疑わない。
アイツ等が本当に約束守なんてありえない…。
1対1と言いながら、絶対アイツ等は…―――。
「最悪だ…。」
アタシは握りこぶしに力を込めると、明日こっそり△〇倉庫に行くことを決めた。
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