だから今日もアタシの一言で、こうやって目の前のチンピラにキレてくれてるんだ。 「おら…聞いてんのか!?」 「お、お前…龍夜の…。」 「総長だけど?」 その言葉を聞いた瞬間、チンピラ達は一気に顔を青くして… 「「う…うあぁあぁ…!」」 一目散に逃げて行った。 「裕兄、ありがと。」 「おう!凜のためやからな★」 そしたら裕兄はニイッと笑って、そしてアタシの頭を撫でた。