ルナの世界

オコジョ事件のあとも森の中をさ迷っていた。

またいつあのオコジョに会うかわからないので最初よりペースダウンしていたが、進みつづけた。


空はだんだんと暗くなってきている。綺麗な青色もオレンジ色に変わって、夜の訪れがもうすぐだと告げていた。


「…やだな、こんな得体のしれない場所で野宿なんて」

またオコジョが現れたら寿命縮むしい。

きゅるるる〜


「お腹ももう限界だよ〜。」


ヘロヘロになりながら近くの木に寄り掛かり、そのまま座り込んむ。



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