時代魔レヂスタンス


貴志がクラウンから仲間に電話をし、どうだったと尋ねるミノルに首を横に振った。


この返答をされるのは何回目だろう。私たちには、他になすすべはないのだろうか。

「田舎に、帰ったんじゃないかなァ。
 エミリーと一緒の田舎に。たしか寒いところ、って言ってたよなァ」

ミノルがぼんやりと言った。

「ンなわけねェだろうがよ」

ぶっきらぼうにそう言ったのは力也。