「……え?」 私とミノルのフォークを持つ手が止まった。 いなくなった?キッドが?あまりにも唐突すぎている。 「おいおい、何だよ、それ。どこか女のとこにでも泊まってるんじゃないか?それかエミリーのとこにでもさ」 ミノルは少しうわずった声でそう言った。明らかに動揺している自分を押さえ込むように。 「大体そんなの、よくあることじゃねえかよ」