最初は高かった太陽も、いつの間にか陽は傾き、海も空もオレンジ色に染まっていた。
はしゃぎ疲れた私たちは車からレジャーシートを引っ張り出して、浜辺に横になった。
この景色も、この感情も、そして隣のミヤも、すべてが愛しくてたまらなかった。
隣を見てみると、橙色に染まった彼の美しい横顔が気持ち良さそうに目をつむっていた。
ゴールドに光るミヤの髪があまりにも美しく輝いていたので、私は思わず彼の髪を優しく指ですくった。
ミヤは気持ち良さそうに、甘くかすかに微笑んだ。
「このまま時が止まればいいのにね」
私は横になったままミヤにそう呟いた。
「……できるさ」
彼は片目だけ開き、私を見た。
「え?」
ミヤはそう言うと私に寄り添い、頭と頭をくっつけてカメラを上から構えた。
「こんなもんか?
ハル、撮るぞ」
ミヤはそう言うと、シャッターをきった。
――カシャッ

