そんな私の心配をよそに 先生はドアを開けた。 「どうぞ」 先生の低い 私の大好きな声が 私の耳に入る 「え?」 入って良いの? 生徒立入禁止じゃないの? 「あれ?ミルクパン…いらないの?」 「いります!!」 心配より食欲が勝っちゃって… 勢いで入っちゃった!!