「『秘密☆☆』って秘密基地のことだったんだね。」 ちょっと遠回りして夜道を散歩しながら私は言った。 私たちは人混みが苦手だから夜散歩することが多かった。 しょっちゅう歩いてるから近所のおばさんやおじさんと仲良くなるぐらいだった。 星空ライブをやったその日もなかなか家に帰らないでお散歩していた。 「そうだよ~。 秘密って言ったら秘密基地でしょ! かりんがなかなか来ないから寒かった。」 柊くんが震えるまねをした。