そんな中でも彼女との逢瀬をメディアに嗅ぎ付けられぬように注意していたが、自分の不注意からタブロイド紙にスクープされ白日のもとへ晒される事となってしまう。


その事が原因となり、彼女とは別れる事になる。



別れを引きずる事を止め、活動を再開する馨。


気心の知れた人間と組んだユニット“マテリア”はワールドワイドに展開し、商業的にも大成功を納める。

そして、集大成という意味で自らのベストアルバムを作った彼は、持っている全てを吐き出し、空っぽになってしまう。


全てに煩わしさをかんじ、洋子との思い出のホテルで時間を費やしていった。


久々に仲のいい人間と集まったプトレマイオスで楽しい時間を過ごし、その帰り、彼によって気を病んだ如月依子に刺され、間宮馨はその短い一生を終える事となる。