ただ君に会いたくて

声が聴きたくて

触れたくて

傍に居たくて

愛しくて――

愛しくて――



何もいらないよ

何も望まないよ

君以外何も……

溢れる程の時間も

持ち切れない程のお金も

全て

君がいないと意味がない



道端に咲く花も

夜空を彩る星々も

天照らす太陽も

君と見るから意味がある



君のいない世界に色はなくて

モノクロの街は僕に孤独さだけを突き付ける



君がただ愛しくて

君の傍にいるために

君の声を聴くために

君に触れるために



そのためなら僕は僕すらいらない

だから僕は

愛とゆう名の仮面を被ろう

君に愛されない様に



君と終わらない様に

僕は

君と始まらない

始まらなければ

終わらないから――